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プログラミングよりも写真が好きです。

闇深さが夢中させる!箱庭京都を舞台にした「女の庭」はかなりの闇深小説でした

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どうも、ももがです。・ω・

kindleのセール中に買った小説を読み終えたので感想を書いていきます!

 

じつはこの本、1年ほどまえに買ったのですが途中で読むのをやめてしました。

時間がなくてというよりは、「あ、自分には合わないな」と思ってやめたくちです。

 

そして月日は流れて約1年。

kindleの中から久しぶりに発見。

もったいない精神から読んでみるかと前回の途中から読み進めてみました。

 

そしたらなんと!!

面白いじゃないですか!

 

後半にいけばいくほど、展開がかなり気になる!

そして登場人物の闇がさらにさらに深くなっていく!

中途半端な闇深さじゃなく、半端なく闇深いお話です!

 

小説の前半では、あまりパッとしない登場人物を主体としたダラダラとした恋愛話が進みます。

大きな波もないお話で、性描写ばかりで官能小説を読んでいるような気分になって一度ここで読むのをやめます。

 

その後後半部分を1年後に読んでみたら、、、、

全ての登場人物に表裏があり、

ドロドロとした闇深さもあり、

なんともアッケラカンとした闇深さもあり。

とにかく人間の闇の部分の奥深さというものが詰まった小説へと変わっていきます。

 

前半は後半のお話の伏線だったのです。 

全ては後半につながってくるためのフリだったのです。

こんな後半が待ち構えているのだったら、読み進めたのに!

と後悔しながら最後まで一気に読んじゃいました。

(´Д`)

 

あらすじ

ここまでグダグタと感想を書いてきましたが、

あらすじのご紹介!

って、いまさら感がありますけどおつきあい下さい。

 

舞台は京都。

大学時代の教授が亡くなったところから物語がスタートします。

当時ゼミの同級生だった5人が教授のお葬式に参列して、それぞれの少し特殊な日常の話がはじまっていきます。

 

その前に実はこの教授、生前ちょっとやらかしたことがありまして。

なんと!

自分と愛人(物語最後には明らかになるのですがここでは伏せておきます。)のベッドシーンをビデオに撮っておいて、何かの間違いで当時女子大生だったその5人に見せてしまうという失態を犯していたのです。

アチャー (´Д`)

 

そして5人は10年ぶりに再会して、

当時のビデオの相手が誰だったのか、

同じゼミの仲間じゃなかったのか、

密室劇さながらにお互いがお互いを疑いはじめながらも、

そこまでは気にせずに自分の日常を過ごす。

そんなお話です。

 

5人の女性が主人公で1話1話の短編集となっている感じですが、最終的には一つの物語になる。

というようなお話でした。

 

さて、ここで5人の主人公がどんな人なのか、ちょっとだけ紹介していきます。

ネタバレしないように気をつけて書いていきますね。

 

絵奈子

まずは絵奈子さんがトップバッターです。

イメージとしてはムチャクチャキレイな人。

でも実際には不倫ばかりで幸せとは対局にいるような人。

 

このモデルさんイメージにピッタリ!

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とにかくこの章では不倫の描写ばかりです。

官能小説のようでした。

今思ってもここで読むのやめるというのは納得です。

 

でもですね、この女性が恐らく一番闇深い。

なぜそんな女性になったのか、そしてどこまで闇深い人間なのかが小説後半であきらかになります。

とにかく一番闇深い女性。

読んでて逆に爽快になるくらい闇深い女性です。

 

里香

そして二番バッターは里香さん。

雰囲気は昔は可愛くて、今は子どももいて旦那もいてよくもわるくもオバサンになった感じの女性

イメージ画像を探してみたけど何だかモデルの人に失礼になりそうなのでやめました。

こんな感じのお花畑系の女性です。

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性描写もあるのですが、まあ、そこはちょっと人とズレてるかな?程度。

小説全体を通しても捨て回のような雰囲気です。

 

でもですね。

マイノリティは絶対に許さないというスタンスは他主人公をキリキリマイさせます。

「普通」から外れた人間は徹底的に叩く!

ある意味一番闇深い人間でした。

 

愛美

この人のイメージ画像が一番探すのに苦労しました。

昔はかなりの美人でモデル経験があったけど、その後色々とあって人生下り坂な感じの女性です。

そういう意味では一番闇深いのかも。

キリッとした感じだけど、どこか闇がありそうな雰囲気ということでこちらの画像に。

(なんだか失礼な言い方ですみません!モデルの方!)

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まあ、人生転がり続けているという点では読んでるコッチもアッパレと言わざるをえない闇深さです。

闇深女性のテンプレみたいな感じの主人公でした。

 

おとなしめの可愛らしい女性だけどちょっと暗い。

そんなイメージの女性です。

イメージとしてはこちらのモデルさんのような感じです。

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性的な描写は5人のなかでズバ抜けています。。

もう、かなりぶっ飛んでる感じ。

この主人公のラストのシーンなんてこんな感じでしたよ。

(  Д ) ゜ ゜

 

自身の性生活がぶっ飛んでるせいか闇深さは他の主人公たちに比べると浅いものでした。

というよりは穏やかな感じです。

ぶっ飛んでる性生活のおかげで心のバランスをとっているようにもみえました。

 

そして最後はこちらの女性。

知的で美人。そして意地の悪そうな雰囲気です。(モデルの方ごめんなさい!)

 

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一言でいうとサディスト。

というよりは、本人はまったく罪の意識がないくらいのサディストです。

人が傷つくのを何とも思わないようなぶっ壊れた感情の持ち主です。

 

この人が一番闇深い、、、と思いきや。

実はこの人のおかげ(?)で、一番最初の絵奈子の闇深さが露わになる。というストーリーです。

 

この女性の章が終わると思わず最初の章を読み返したくなりますね。

読み返してみるとあら不思議。

一番最初に読んでて退屈だった印象がガラリと変わって5人の闇深さがジワジワと浮き彫りになってきますね。。。

 

キーマンは翠で間違いないのですが、どうしても彼女は主役級にはなれずに終わります。

他4人の闇深さを引き立てる人物だったようにも思えます。

 

さいごに

全体を通してみて決して明るい小説ではないのですが、読み終えてみて妙にすがすがしい気持ちになれました。

それは主人公の5人が良くも悪くも突っ走っているから疾走感のある作品になったのではないかと思っています。

 

とくにかく、途中であきても最後まで読んでみてください!

絶対2度読みしたくなること間違いなしですよ。

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

それでは!